【はじめに】
ゲームループ(#3)を理解し、豆腐のようなキャラが動くようになったあなた。次にぶつかる壁はこれでしょう。 「…画面が地味すぎる!」
「自分には絵心がないから…」と諦めるのはまだ早いです。 実は、かくいう私(SAPO)も、最近は画像生成AIに頼ることが多くなってきました。今回は、絵が描けない人でもプロ並みの画面を作るための「現代の戦略」をお伝えします。
§1. 「統一感」がクオリティの正体
どんな手段を使うにせよ、プロと素人の決定的な違いは「統一感」にあります。
リアルな油絵風の背景に、ポップなアニメ調のキャラがいたら違和感がありますよね? 素材サイトを使おうが、AIで作ろうが、「テイスト(画風)と色使い」を統一すること。これが絶対のルールです。ここさえ守れば、棒人間でも立派なアートになります。
§2. 第三の選択肢「生成AI」の活用
一昔前は「自分で描く」か「素材サイトを探す」の二択でした。しかし今は「AIに描かせる」という選択肢があります。
メリット: 「剣を持った金髪の騎士」など、自分のイメージ通りの素材が数秒で手に入ります。背景、アイテムアイコン、タイトル画面などで特に威力を発揮します。
SAPO流のコツ: AIは「ガチャ」のような側面があります。何度も生成して、「統一感」に合う奇跡の一枚を探す根気が必要です。また、生成された画像の指がおかしい時などは、そこだけ自分で修正(レタッチ)する工夫も必要です。
§3. フリー素材も賢く使う
もちろん、既存のフリー素材サイトも強力です。特にUI(ボタンや枠)やエフェクト(爆発など)は、AIで作るよりも素材集から持ってきたほうが早くて高品質な場合が多いです。
ハイブリッド戦略: 背景はAIで壮大に作り、キャラクターやUIは統一されたドット絵素材を使うなど、適材適所で使い分けるのが賢いクリエイターです。
§4. UIは「親切心」で設計する
最後に、どんなに絵がすごくても、操作画面(UI)が不親切だとプレイヤーは逃げます。 UIデザインの極意は、プレイヤーへの「おもてなし」です。「メニューはここですよ」「HPはここですよ」と、分かりやすく案内する看板を作るつもりで配置しましょう。
【まとめ】
「絵が描けない」は、もはや言い訳にならない時代が来ました。
AIという頼もしい相棒と、世界中のフリー素材。これらを指揮者のようにまとめ上げ、あなただけの世界観を構築してください。
余談:最近は生成AIにドット風に書かせることができるので、グラフィックALLAIも可能かなと思います。オリジナリティは出しましょう。

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